産後のママたちは育児に関してわからないことも多く、毎日奮闘していますよね。例えば、「赤ちゃんに最適な栄養を与えたいなら、どんな栄養を摂ればいい?」などなど。赤ちゃんにとって母乳は一番のごちそうですが、良い母乳で赤ちゃんの健康をサポートするためにはママの健康も本当に大切です。ここでは、ママのための「今すぐできる、良い母乳にするアイデア」をお話しします。
2.ママの腸内フローラは母乳を通じて赤ちゃんに届く
母乳に含まれる成分は、赤ちゃんの腸内フローラの発達に関係しています。つまり、ママの健康状態(腸内フローラ)は母乳を通じて赤ちゃんに影響を与えるのです。
また、やるべきことがたくさんあって知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでしまうと、体はストレスホルモンを分泌します。これらのホルモンは母乳の量を減らしたり、母乳を作る体の能力に影響を与えたりすることがあるため、できるだけストレスも減らしたいところです。赤ちゃんに良い母乳をあげる方法を一緒に考えてみましょう。
3.ちょっとした工夫で解決!良い母乳で育てよう
十分に睡眠をとったり、バランスの良いものを食べたり、運動する時間を作ることも大切ですが、ちょっとしたことが効果的だったりします。
赤ちゃんが寝ているときに寝る
赤ちゃんが寝ている時間を利用して、短いかもしれませんが一緒に寝てしまいましょう。家事やその他の作業は後回しにして、まずは休息を優先します。
手軽なおやつ(軽食)を用意する
おやつ=甘いお菓子、ではありません。妊娠中や産後はよく小腹が減るので、ナッツやフルーツ、ヨーグルトなど、栄養のあるおやつをいつも用意しておき、忙しい中でも栄養が摂れるようにします。特にヨーグルトは腸内の全体的なバランスを整えてくれます。
水分補給を忘れずに
オシャレなマイボトルにお水やお湯を入れて、いつでも飲めるように持ち歩きましょう。特に母乳育児をしている場合は、水分の必要量がいつもよりも増えます。
天気が良ければちょっと散歩する
短い距離でも構いませんので、外に出て歩きましょう。赤ちゃんとの散歩はちょっとした気分転換になるはずです。
4.善玉菌で赤ちゃんの笑顔をもっと!
母乳にはオリゴ糖などのプレバイオティクス(腸内の善玉菌を増やす「善玉菌のエサ」のこと)が豊富に含まれているため、善玉菌の栄養源となります。ママからの母乳で善玉菌が赤ちゃんに届くと、赤ちゃんのお腹の中にも良い腸内環境が作られていきます。もっと簡単に言うと、良い母乳で病気に負けない体づくりができるということです。天使のような赤ちゃんのスマイルが毎日見られますよ!